高いロードバイクを買うときの清水の舞台の飛び降り方。

多摩湖にて

 先日夢だったBianchiのフラグシップモデルのSpecialissimaを購入しました。(新古品だったり、無金利ローンだったりしますが)。高いロードバイク、自分にはふさわしくないとかレースに出るわけでもないのにとかいろいろ考えてしまいますが、結論としてはこれから書くようなことをつらつらと考えてええい、買ってしまえ!となりました。以下、私のココロの葛藤をどうぞ。

 1月下旬、10年以上かかったことがないインフルエンザに羅患した私は2,3日ずっと寝込みながらぼんやりと人生について考えていた。何をせずに人生おわるの嫌かなぁという考えに至り。いつかほしいと思ってたフラッグシップモデルの自転車に乗る生活ができなかったらいやだなぁ。とかどうせしばらく結婚の予定もないしな。とか思いながら中古ショップのサイトを見てたら自分の身長にジャストフィットするSpecialissimaがあるじゃないですか。運命だと思いましたよね。

人生の残り時間から考える。

自分は今、36歳なのですが、とりあえず60歳までロードバイクやるとして、後24年。体が思う通りに動く期間ってのは案外多くないな。という感覚です。であれば、体が思い通りに動くうちにいい体験をしよう。と思ったのがまずひとつ。人生における趣味の賞味期限ですね。自動車の運転、みたいな趣味も、脳の状態によりますが、70歳あたりにはもう厳しくなっているんじゃないでしょうか。趣味には賞味期限がある。これは強く主張したいです。死ぬまで楽しめる趣味も、言ってみればそこが賞味期限。

経済から考える。

結局、費用対効果の話だと思っていて、いい買い物をして、ストレス解消なり、運動なり、もしくは自転車についてブログを書いたりすることによって仕事にいいフィードバックが来るんだったらありじゃない?と考えることにしました。
 手持ちの現金問題として、高い買い物をするときに、キャッシュ一括で購入してしまうと、手元のお金がなくなってしまう。当たり前の話なんですが、じゃあお金がないときに急な出費が起きてしまったら?とか考えてしまうんですよね。ほしいときに手元にない。を解決する術として、分割+金利 < 購入物による人生へのリターンを維持できる程度の分割払いという手があります。自分の場合は、無金利の分割払いを利用することにしました。また、月々支払う分を投資に使ったとしたら、の考え方も重要です。投資にはリスクもありますが、複利の考え方もあり戦略のたてがいがあります。

リスク、リターンで考える。


リターン
・旅行、アウトドアへのモチベーションが上がる。
・自転車に乗ることによるトレーニング効果。
・自転車に負けない身体能力向上の為にジム通い。これはでかいです。いいバイクに乗ってるから山がきついとか距離がとかはすべて自分の足が悪い。納得感があります。言い訳がきかない。

高い自転車のリスク
・盗難
・破損
・経年劣化
・ランニングコスト

盗難、事故による破損は保険でなんとかなります。経年劣化は避けられないので減価償却を意識しつつ、たくさん乗っていくしかないです!。

刺激を受けた

とかを見ていると、確かにほしいと思ったときが一番の行動のときだなぁと共感しました。というのもあって、欲しいバイクに手が届いて、体力的にも今がピークと考えれば買わない理由はない。と自分を納得させて購入に至ったわけです。

 キャッシュフローを破綻させず、もし可能ならむしろ、より大きなキャッシュフローを生み出せる買い物が良い買い物ってことになりますね。
例えば、持ち家を買うのはコスパが。。。みたいな話がありますが、良い家庭とくつろげる環境があれば実はよい仕事ができて費用対効果が高くて結果お得。という考え方もできます。
 まぁ、怪我をして自転車に乗れなくなる。とか事故で奮発した自転車が壊れる。というパターンもあるでしょうけど、そこに関しては、大きめの保険をかけることで対応しようと思います。自分の場合、そこまでレーサー嗜好でもう無いので保険が効かない大会で落車ってこともないでしょう。

結論

生活を破綻させないことを前提に、可能な限り無金利で分割払いにする。とキャッシュフローのインパクトを最小限にしながら自分が望むロードバイクライフを楽しむ事ができる!(雑)。だって、高いバイク買ったから旅行にもいけない。とかになったら本末転倒ですからね!

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